銀行の窓口で勧められたら、一度立ち止まる
退職金が入ると、銀行から連絡が来ることがあります。「よい商品のご案内があります」「一度お話だけでも」と。
担当者に悪気はありません。多くの場合、親切で、丁寧です。ただ、ひとつだけ知っておいてほしいことがあります。
窓口の担当者は、商品を売る立場の人でもあるということです。
「損をした」と気づきにくい仕組み
金融の商品でやっかいなのは、手数料が見えにくいことです。
買い物なら、値札を見て高いか安いか判断できます。ところが金融商品の場合、手数料が商品の中に組み込まれていて、明細に出てこないことがあります。
だから「損をした」と気づかないまま、何年も過ぎてしまう。気づいたときには、同じ中身のものをもっと安く持てたと分かる。そういう性質のものです。
このサイトでやりたいこと
このサイトでは、「この商品は悪い」「あの会社はひどい」という書き方はしません。
代わりに、その商品がどういう仕組みで、どこに手数料が乗っているのかを、できるかぎり出典つきで説明します。
判断するのは、読んだ方ご自身です。仕組みを知ったうえで納得して契約するなら、それはまったく問題のないことだと思っています。
ひとつだけ、おすすめしたいこと
大きな金額の話をされたとき、その場で決めないでください。
「持ち帰って考えます」と言って構いません。よい商品なら、一週間後でもよい商品のままです。急がせる理由がある側の都合で、こちらが急ぐ必要はありません。
そして、できれば売る立場ではない人にも、一度聞いてみてください。同じ商品の話でも、立場が違えば見え方が変わります。
この記事は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品の購入を勧めるものではありません。制度や手数料は改定されることがあります。実際のご契約にあたっては、必ずご自身で最新の条件をご確認ください。